エコ着火材をつくろう

更新日:2016/06/18

キャンプ場の支障木を薪に、焚きつけ用柴木に、きのこのほだ木にと
利用してきましたが、今回は伐採する際に出るおがくずを利用して
エコ着火材を作ってみました。

おがくずに灯油などを染みこませて作る着火材「オイルドチップ」
まずは、イカ風味の天ぷら油の廃油を使ってつくってみる
ずっと見ているとおいしそうに見えてきますが
ほかほかご飯にのせて食べてはいけません

向かって左が食用油の廃油バージョン、右が灯油バージョン

いざ着火

食用油の方は、じわじわちろちろ弱く長く燃える
灯油バージョンは、いっきに燃え上がり燃焼時間も短い

食用油廃油バージョンは、木炭着火用にはやや非力かなという印象
灯油バージョンは、燃え尽きるのが早いのが難点

そこで考えたのが
ふたつをまぜる!
いまをときめくハイブリッドシステム

すると
火力も強く、燃焼時間も長い
ハイブリッドエコ着火材の完成です

実際に炭を起こしてみる

パーフェクト!
ちなみに炭を起こすときは、このような大きめの円柱の空き缶の底を切り抜いて
その空き缶の中に炭を立てて入れると、煙突効果で良く燃えます
空き缶の底は着火材を置く皿に使用

しばらくするとこのとおり

さあ、焼こう
冷凍ハンバーグがあったので焼いてみた

できあがり
うん、うまい

昼食の炭火焼きハンバーグを食べ終えた時
ちびっ子がやって来て、しきりに
「なんかすごく良いにおいがする~、何でこんな良いにおいするの~?」
と繰り返していたのが印象的でした
こどもの嗅覚をもとりこにする
炭火の力おそるべし

このエコ着火材、キャンプ場受付にておすそ分けする予定です
あいことばは「例のオカカの様な着火材下さい」です

スタッフ:青きのこ

  

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